2011年03月19日のツイート
線路はつづかないよ、どこまでも。絶景よりも食欲、好奇心より睡魔……目的なんか無いけれど、とりあえず「いきどまり駅」に行くだけ行ってみた。新ジャンル「鉄道“奇行”エッセイ」誕生!
知られざる天才作家の肖像——困難な生の告白=偽装。小説『バビロン』の第1章「ナイフ氏、フォーク嬢」収録!「クルヴェルは震える存在だった」…フィリップ・スーポー 典型的なプチ・ブル、同性愛者、結核患者、コミュニスト…… 矛盾に満ちた生を駆け抜けた異端のシュルレアリストにして絶対的自由を渇望する生粋のロマンティスト。かつての仲間とも決別したその激烈な生涯と作品を、さまざまな角度から「弁証法」的に照射する。
凡庸な人物の非凡な試み あの626はいかにして決ったのか!? 番号を振る。それは思想であり、世界観である。十九世紀ハプスブルク帝国に生きた男の地味な作業が、後世のモーツァルト認識を決定した!大作曲家「発見」の風変わりなドラマを追う。
「大学は出たけれど」、新興宗教ブーム、10銭均一売り場……「暗い時代」の明るい日常生活 十銭均一売り場」に足を運ぶ消費者、女性の地位向上を推進するモダンガール、新興宗教ブーム、就職難にあえぐ学生──。現代社会の原点=戦前を生きた人びとの実像を描き出す一冊。
スクリーンに映る建築や都市、場所、風景、そしてそこでの人物の躍動、生きた空間……。映画の空間は19世紀末の映画誕生から、私たちを刺激し、憧れを抱かせ、ある時は考え込ませ、ある時は勇気づけ、楽しませてきました。本書はこの空間という切り口で、映画史115年を横断しながら作品の紹介・解説をする「映画と空間の基本書」です。1895年から2010年までの400本の映画作品紹介と、空間に関するキーワードをめぐってのコラム、充実の年表と資料編も掲載。執筆陣は、建築家、映画監督、小説家など、映画の作り手や専門家、また各分野の無類の映画好きたち。映画の空間を考えることで、映画の見方や建築・都市・場所・風景の読み方が豊かに広がっていくことを目指した一冊です。