気になる本 02/02

新解釈十牛図 主婦の友社 松原哲明著

十牛図を解釈した本。解釈自体はそれほど興味はないけど(すみません)、十牛図というものを初めて知ったのでそのメモ代わりに。京極夏彦の「鉄鼠の檻」にも登場するようだが、「姑獲鳥の夏」を読んでもういいやと思ったので未読(笑)

禅の悟りにいたる道筋を牛を主題とした十枚の絵で表したもの。十牛禅図ともいう。中国宋代の禅僧、廓庵によるものが有名。以下の十枚の図からなる。ここで牛は人の心の象徴とされる。またあるいは、牛を悟り、童子を修行者と見立てる。
 1. 尋牛(じんぎゅう) - 牛を捜そうと志すこと。
 2. 見跡(けんせき) - 牛の足跡を見出すこと。
 3. 見牛(けんぎゅう) - 牛の姿をかいまみること。
 4. 得牛(とくぎゅう) - 力づくで牛をつかまえること。
 5. 牧牛(ぼくぎゅう) - 牛をてなづけること。
 6. 騎牛帰家(きぎゅうきか) - 牛の背に乗り家へむかうこと。
 7. 忘牛存人(ぼうぎゅうぞんにん) - 家にもどり牛のことも忘れること。
 8. 人牛倶忘(にんぎゅうぐぼう) - すべてが忘れさられ、無に帰一すること。
 9. 返本還源(へんぽんげんげん) - 原初の自然の美しさがあらわれてくること。
 10. 入鄽垂手(にってんすいしゅ) - まちへ...

東京人 2011年3月号 都市出版

特集「青春のラジオ深夜放送」 ラジオはそれほど聞いた方ではないけれど、鶴光と中島みゆきオールナイトニッポンは結構聞いてたなぁ… 年がバレる(笑)

・Since1967電波が届けた解放区 写真・川上尚見
・対談 日付が変わると事件が起こる 亀渕昭信×秋本 治
・たったひとりで聴いている、何百万もの人たち 談・谷村新司 聞き手、文・網倉俊旨
・最先端で考えていることを話せる実験の場 談・爆笑問題 太田光田中裕二
・深夜から朝まで、どの時間帯も一期一会 談・吉田照美
・気づいたら、“人間ラジオ”になっちゃった 談・永六輔 聞き手、文・松田健次
・なつかしの番組
安田講堂崩落前夜 政治の季節と深夜放送 文・御厨貴
・三愛、山野楽器、綾瀬のディスコ…… 夜中のラジオCM 文・泉麻人 絵・イソノヨウコ
・性の芽生えはこの番組。「笑福亭鶴光オールナイトニッポン」ほか 文・木全公彦
・ミッドナイトコラム 深夜、おなじみだったあの音楽、あのフレーズ/忘れられないテーマ曲をもう一度 文・松田健次 絵・イソノヨウコ
・深夜放送は、世につれ、DJにつれ。1950年代〜2011 文・松田健次