気になる本 02/08
TOKYOオリンピック物語 小学館 野地秩嘉著
東京オリンピックは現代日本の発展を考える上で大きなエポックメイキングとなる事件だった。本書はその舞台裏で活躍した人々のドラマを描く。有名な日の丸ポスターで日本のグラフィックデザインに大きな影響を与えた亀倉雄策、オリンピック担当大臣の河野一郎を怒らせ、記録か芸術かという論争を引き起こしたドキュメンタリー映画を撮った市川崑。このあたりはよく知っているエピソードだが、目次を見ると、第三章の村上信夫(帝国ホテルシェフ)や、第四章の飯田亮(セコム創業者)のエピソードなどが興味を引く。かなり面白そうなのだが、小学館のHPの試し読みで出てくる内容のやる気の無さが非常に残念(苦笑)
第一章「赤い太陽のポスター」
第二章「勝者を速報せよ」
第三章「一万人の腹を満たせ」
第四章「民間警備の誕生」
第五章「記録映画『東京オリンピック』」
第六章「ピクトグラム」
第七章「宴の遺産」
エピローグ