2011年03月04日のツイート
読書界はじめての「きのこ文学」アンソロジー。文学はきのこ、きのこは文学。きのこは名作から生えてくる。自然界のなかでも独特の存在感を持つ、きのこの魅力に取りつかれた作家たちが饗宴する「きのこ文学名作選」。きのこファンが待っていた、この秋話題のきのこ本!この本に生えているきのこは、紅茸、松茸、紅天狗茸、卵茸、湿地茸、羊肚茸、木茸、馬糞茸、平茸、月夜茸、ぬめり茸、りこぼう、椎茸、さるのこしかけ、白茸、獅子茸、針茸、蠅取茸、松露、鼠茸、紅茶碗茸、初茸、革茸、犬千本茸、霜降り茸、雨茸……。この菌糸の森に迷い込んだら、時を忘れて読みふけり、帰って来られなくなるかもしれない。■本書の内容◎『きのこ文学大全』(平凡社新書)『世界のキノコ切手』(プチグラパブリッシング)など、さまざまなきのこ関連の著作で注目を集める飯沢耕太郎の最新作にして決定版。◎数多の日本文学作品(古典・小説・詩・童話)のなかから、珠玉の「きのこ文学」16作品を集めた。巻末に編者による「解説」付き。◎ブックデザインは、きのこ好きで有名なブックデザイナー祖父江慎(コズフィッシュ)。あやしげで魅力的で、まさにきのこがニョキニョキ生えているような摩訶不思議な本ができ上がった。きのこファンならずとも、必見の菌糸の森の本。◎とっても楽しいきのこ絵、きのこイラストも満載。
文章を書くことが苦手な人のために、芥川賞作家が教室を開きました。小学生の作文、魂ふるえる童話『ねずみ女房』、世界の学者たちの愉快で皮肉な文章など、名文のどこが面白いのかをあじわったうえで、生徒たちは実作し、著者がコメントする実践的な文章教室。
明治以降日本の文字・文体・言葉は社会の変化に伴いどのように変わり改良を加えられたのか。様々な角度から日本近代化の一側面に迫る。
なぜ、ブスは街から激減したのか? 女性たちはどうブスを克服したのか?その背後にある男女の意識や価値観の変化、女の戦い、時代の移り変わりを現代的な視点から語る、問題の新書。
小津安二郎は生涯独身で、食事はほぼ外食だった。鰻や天ぷら、蕎麦、鳥料理が好物だったという。戦前、戦後の東京で彼が食事をしたり、お土産を買った店のほとんどが、今もその暖簾を守り続けているが、果たしてその味は? 熱狂的な小津ファンの著者が、監督が残した日記と二冊の「グルメ手帖」から探し出し、厳選した東京、横浜、鎌倉の名店、42店を食べ歩いたグルメガイド。